恋を、拳と共に

注文している秦野くんが、お店のおじさんと笑い合ってるのが見える。
もしかしたら、よくここに来てて、おじさんと仲良しなのかな。

と思ってたら、二人分のトレーを持って、秦野くんが戻ってきた。
たこ焼きのいい匂いが漂ってて、幸せー……。

「ありがとう、これ、私の分のお金」

「あ、うん」

あれ……心なしか、秦野くん、赤くなってるように見える。

「……おっちゃんにさ」

「ん?」

「今、そこで、注文した時。からかわれた」

「そ、そうなんだ……お店のおじさんと、仲よさそうだったよね」

「うん、よく来てるし」

何だか秦野くんの顔が見られなくて、
いい匂いのしてるたこ焼きを見つめていた。
< 185 / 185 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

あなたのそばで

総文字数/14,423

恋愛(その他)46ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私―― キャラ名:Valkyrie[ワルキューレ] 彼―― キャラ名:白 龍[パイロン] 私は、好みの装備を 身に着けている彼を、 心の中で勝手に 「りゅうくん」と呼んで、 ぼんやりと彼の姿を眺めてた。 あの日一度だけ一緒に戦った 仲間だったことに気付かずに。 お互い、リアルには なるべく触れないで。 この世界の中でだけでも、 あなたのそばにいられたら。 それだけで、いいの。 オンラインゲームの世界の中での 二人の心の触れ合いを描きます。 ----- 2009年の夏に別サイトで 書き終えたお話ですが、 大幅に改稿中です。 -----
MYSTERIOUS ZONE

総文字数/6,106

ホラー・オカルト49ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
何気ない日常の中の空白 目に見えるような、 見えないようなもの そういうものって 私たちのすぐそばに 口を開けて 待ちかまえている そんな気がしてなりません * * * レビュー、感想、 ありがとうございます (感涙)

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop