PIECE of SEVENS
序章

スサリン戦記

月閉暦822,766年
世界七十七年大戦


世界中の全ての国という国が戦い合った。


世界に血の雨が降り注いだ。


原因は小国の内戦を止めに入ったイチーラ軍の兵士の死であった。


悲しみは憎しみを生み、
憎しみは怒りを生んだ。


世界中の罪のない命たちが消えていった。


七十七年間この大戦は続いた。


そして、ついに大国のセナブナンが最終手段を使った。


人間型人造ロボット『Artifcial Human』通称『A.H.』を大量に世界中にを送り込んだのだ。


『A.H.』の活躍は素晴らしいものだった。


人から憎しみだけを取り去ったのだ。


そして世界はセナブナン国によって統一されたのだった。


世界を統一したセナブナン国は、世界の中心に無人エネルギー供給施設『C.E.S.I』(ケーシー)を作った。


これにより、世界に電気などのエネルギーが送られ、人々の生活が安定した。





世界に『ヘイワ』が訪れたのであった。

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