天使と悪魔―先生と彼女、二人の特別な事情
◆いつものカフェ1/1◆

気まずい時間が流れた。

カップはとうに空になっている。

何か追加注文しようとみずえちゃんに声をかけようとした。

その時、

みずえちゃんが急に席を立った。

「お兄、そろそろ行かなくちゃ」

そのままレジに向かうみずえちゃんを私は追った。
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