rose kiss☆
「実花帰ろうぜ」

大地が言う。

「うん」

最近私は大地と一緒に帰るようになった。

まぁ付き合ってるからだけど・・・

大地と帰る時は今日学校であったときも事とか話すんだ。

勿論嫌なことも。

大地はいろいろ聞いてくれる。

私の愚痴も。

大地もたまに愚痴をこぼすけどそんなに多くない。

私の愚痴は多いけど・・・

「じゃあ私はこれで」

「あぁ。又明日」

そういって別れた。

「ただいま」

リビングに入る。

「わん!」

チョコが嬉しそうにしっぽをふる。

そして私の周りをぐるぐる嬉しそうに回る。

なんか犬見てると癒される・・・

「実花お帰り」

ママが言う。

「ただいま。お兄ちゃんは?」

「悠?悠なら自分の部屋じゃない?」

「そう・・・ありがと」

私はリビングをでてお兄ちゃんの部屋に行った。

とんとん

お兄ちゃんの部屋のドアをノックする。

だが返事は無い。

「お兄ちゃん?」

といいもう一度ノックする。

「実花か?」

「うん」

「入っていいぞ」

やっと入れた・・・

私はベットに座っているおにいちゃんの隣に座った。

「どした?」

お兄ちゃんは私の髪を撫でながら言う。

「明日お兄ちゃん時間ある?」

私は聞いた。
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