rose kiss☆

☆ドキドキの席替え☆

宮本先生がやめた次の日。

私たちのクラスは席替えをした。

「では廊下側の人からくじを引きに来てください」

美紀先生が言う。

そして順番ずつくじを引いていく。

皆は、「やったー!」とか「うわ!最悪!」とかいろいろいってる。

そして私の番が来た。

勇気を出してくじをひく。

私はおそるおそる番号を見る。

4番?

私は、黒板を見た。

隣は・・・

拓郎だ!

私の後ろに真緒美。

嬉しい!

そして真緒美の隣は龍。

「はい。では、席を移動してください」

皆は一斉に席を移動し始める。

拓郎たちと隣になれてよかった~!

「また。隣か・・・」

拓郎が言う。

「本当は嬉しいくせに」

私はぼそっと言う。

「うるせ・・・」

聞えてたか・・・

まあ良いや。

事実だし?

「ふふ」

私は思わず笑った。

「笑うなよ」

拓郎が言う。

「だって・・・あはは!」

「なんだよ」

「素直じゃないんだから!」

拓郎はいわゆるツンデレ。

「おい。大地さん来てるぞ」

私は廊下を見た。

ほんとだ・・・

「どうしたの?」

私は聞いた。
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