隣のキミと

玲央Side


――…



「千穂っ、今度は何乗る?」


「ん〜、どうしよっか。龍希たちはどこか行きたいところある?」


さんざん絶叫系に乗っていたオレたち。


まぁ、優芽と千穂が乗りたがっていたから乗っていたんだけど。




「じゃあ、オレはあれがいいな」


龍希が、そう指差して言った。



なにかと思って、みんなで龍希が指差しているほうを見ると、




「いいねっ、おもしろそ〜。龍希行こっ」



龍希が言った場所はお化け屋敷だった。
< 79 / 266 >

この作品をシェア

pagetop