君に届ける最後の手紙
「由ちゃん起きろぉ!遅刻だよっ!」
「……ん?あ、ホントだ」
「ホントだじゃないでしょ!もっと焦りなよ!」
と言っても、毎日遅刻してるもんで、焦りようにも焦れない。
「アサミ、今日の一時間目何だっけ?」
「数学だよ。由ちゃんまさか……」
「あ、腹痛ぇ……アサミ、先に行ってろ」
「もうっ!早く学校来るんだよ!おばさん行ってきます!」
そう言うと、焼きたてのトーストを片手に走って行った。
「ちょっと由!昨日どうだったの?」
母親がいかにも楽しそうな声で話し掛けて来た。
「どうってなんだよ」
「アサミちゃんと何かあったかって事!」
「だからアイツとは何でもないんだって!」
何で大人はこんな事を恥ずかし気もなく口にする事ができるのだろう。
「んじゃ俺も行ってくるわ」
「……ん?あ、ホントだ」
「ホントだじゃないでしょ!もっと焦りなよ!」
と言っても、毎日遅刻してるもんで、焦りようにも焦れない。
「アサミ、今日の一時間目何だっけ?」
「数学だよ。由ちゃんまさか……」
「あ、腹痛ぇ……アサミ、先に行ってろ」
「もうっ!早く学校来るんだよ!おばさん行ってきます!」
そう言うと、焼きたてのトーストを片手に走って行った。
「ちょっと由!昨日どうだったの?」
母親がいかにも楽しそうな声で話し掛けて来た。
「どうってなんだよ」
「アサミちゃんと何かあったかって事!」
「だからアイツとは何でもないんだって!」
何で大人はこんな事を恥ずかし気もなく口にする事ができるのだろう。
「んじゃ俺も行ってくるわ」