そして優しい嘘を言葉に


体育館を出たら、近くにあった桜の木から花びらが舞って、私が持っていたバインダーの上に、ふっと落ちた。


新しいスタートの春。


どんな未来が待っているか分からないけど。




この先もずっと、一緒に歩いて行こうね……涼。





2011.2.4    <Fin>



< 429 / 430 >

この作品をシェア

pagetop