年下の幼なじみ【完】
「さて、アイスも食べ終わったし帰る?」
「うんっ」
「送るって」
「ありがとっ」
今日は、楽しかったなぁ
翔と帰れなかったけど、なおちゃんのおかげで楽しかったし
――――………
そして、あたしの家に着いた。
「ありがと〜、寄ってく?」
玄関のドアを開けて聞いた。
「いや、いいよ」
「そー?ばいばいっ」
「じゃあな」
あたしは、家に入る前に翔の部屋を見た。
電気がついてない。
まだ帰ってないんだ。