嫉妬
授業が終わり、また美月がやってきた。



「あのね〜椿!!!」





さっきの事なんて忘れて、もしやこの
グループに入ってきたような美月。



そしてチャイムが鳴り、授業が始まる。



そして、チャイムが鳴り、授業が終わる。




「あのね〜椿っ。」





毎時間毎時間、こんな感じだった。






♪〜✉



携帯の表示画面には

━━━━━━━━━
✉　つばき　　　┃
━━━━━━━━━

と表示されていた。






──────────



なんなの、美月!!

椿椿ってうるさいのっ。

しかも早苗には構わない
じゃん？


ムカツク〜


──────────
< 43 / 51 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop