遙か彼方

向日葵と桜



今日、彼は自分の星に帰る。

遙か遠い星に。

私を残して、彼もまた独りになる。


それは私の望んだこと。

私の淡い恋心よりも、彼の命を守った結果だ。


本当は出来るだけ長く彼と一緒にいたい。

でも彼を看取るなんて出来ない。

ううん。死んでなんて欲しくない。

だからこそ今回の選択をしたのだから。


別れるのは辛い。

一週間にも満たない、たったの5日間の仲だけれど。

今では私の一番の大切な人。


だから、私は今夜、今まで敢えて口にしなかった言葉を彼に伝えようと思う。




< 149 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop