あのころ、グラフィティ
次の朝、おばさんは、お母さんのいる東京へと戻っていった。『何かあったら連絡するからね』そう言って。



そして、、
この町での僕の再スタートが始まった。


「マコくん、ほんと学校まで送らなくて大丈夫!?」

「はい。八百花の珠子さんが迎えにくるらしくて...」

「そっか、たまちゃんも学校一緒なんだもんね。そりゃ、安心だ。」


玄関から『マコちーん!』と言う声が聞こえた。



僕は多香子さんと一緒に玄関に行く。


「あら、たまちゃん。」

「おはようございまぁぁす!...マコちん、、ちょー似合ってる。その制服!」

「たまちゃんもそう思う!?」

多香子さんも言った。

「あったりまえじゃないすか!マコちんのファン第一号ですよ、あたし。」

「あたしは第二号!」


なんて話をしているんだ、この二人は...


「...あの、時間ないし、早く行かない?」

「おっしゃ!マコちん、ついていらっしゃぁ~い!」



僕はちっちゃい背中について行く。


後ろから多香子さんが僕に手を振りながら、『頑張って』とか『いってらっしゃい』とか、僕に応援の言葉をかけていた。

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