ラブランク
彼の事に無関心といえば

嘘になる。少しは気にな

っていた。私とヒデの事

を知っているレイ。

「ごめんね。私、あなたとそんな事考えられない…。」

「どうして?俺が、年下だから…?それともホストだから?」

そう、年下だから。ホス

してる事は関係ない…と

は言えないけど。でも、

普通に話していても、営

業トークかな?誰にでも

優しいのかな?って思う

。その言葉は声には出さ

ずにいると、またビール

が運ばれてきた。もうグ

ラスは空だ。歳は25位か

な、髪の短い子だ。彼女

がレイを意識しているの

が過すぐ分かる。目線は

私を見ているが、気持ち

はレイにいっている。

「ありがとう。」

私は、またすぐにビール

を口に運ぶ。

頭の中がごちゃごちゃで

私はすぐに酔い始めた。
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