王龍
凪瑠の言葉を聞き、警察数名が家の中に入っていく


そして、多分警察が呼んでくれたのだろうが、救急車がおばさんを運んでいった


「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」


家の中から叫び声が聞こえる


その声を聞き、外に残っていた警察も中に入っていった


「………君、名前は?」


「………なる。ぱぱとまま………いた、でしょ?」


そんなこと分かるはずない


警察官はそう思った


だって、あの二つの遺体は………


原型も留めないほど、えぐられていて、人間かどうかも分からないからだ


「…なるちゃんは、なんであれがぱぱとままって、わかったのかなぁ?」


「…だって、ぱぱとまま…いつもお揃いのねっくれすとゆびわつけてるんだもん」


「…お揃いのネックレスと指輪?」


「…うん。それに、なるが帰ってきたとき、ぱぱとままとおじしゃんしかいなかったもん」


「…おじさん?」


「…うん。でも、なるが部屋からでたらもう帰ってたのぉ」


「…っ」


「…どこにすんでるの?」


「…ん?なるの家のうら」


「至急、そいつを当たれ!」


「はいっ」





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