6時57分のあの電車で






ずっと隼学園が嫌いだった。





周りにいるのは、好奇心に溢れた男子ばかり、女子は私に怖がり近づかないか、気味悪がった。







……………それは何故かって?



私の目が誰かさんと一緒の、金色だったから。






街で話題の暴走族の総長。



多分、女らしい。

とにかく、髪も目も服も金色の……金龍。









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