世の中の

犯人は口封じしようとするが、友也は昔から逃げ足が早く、警察に逃げ込んだりして、何とか回避出来た。


このことが何回か重なり、友也は武器を作り始めた。

それが爆弾だ。


まぁ、何回か命の危機にあった友也が、今更あんな目にあわなくてもいいと思うわけだ。

もしかしたらあの緊張をもう一度、と思ってるのかもしれないが。

@

「翔?」

暫く固まっていた翔を心配して、友也が話しかけた

「あっ!!ボーッとしてた…!!」

「あはは、翔らしいや」

友也はいつもの様に、明るく笑っている


@

「やっぱさ、やっぱさ、戦うならアクロバット的なことしてよ!!空とんでよ!!仁」

「無茶言うな」

唯の無茶な要望に仁は呆れた顔で応えたあと、ため息をついた。

仁、唯、新一、田中の四人は別荘に向かった。

友也と同じ考えだったからだ。


「ていうかさ」

唯がのんきな声を出す

「この話、本当に単純な話だよね!!」

「やめろ、話の流れがとまる」

「…?」

唯がきょとんと仁の話を見つめる。
仁はこの表情が理解できなかった。

それと同時に、普段の仁が唯に対しての態度とは思えないことを仁は思った。


―かわいい


たしかに、唯はミス十二島随一かわいかった。
彼氏がいないのがおかしいぐらいだった。

「あ、もしかして惚れ惚れしてる?」

田中が茶化すように仁に言う。

「仁はそんな感情もたないよー!!」

と、唯が根拠のないことを怒りながら言う。

「仁は絶対、そんな感情持たないんだから!!」

「……」

これには仁は苦笑いした。

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