アイカレ-17.2-
「芽衣!!あ、あのねッ」



梓が何かを言おうとしたときだった。



集中治療室のドアが開いたのは。





「…すいません、東宮さん…
 と…こちらは?」




医師が私に説明してくださいと言う
目で私を見る。






「あ、えっと。」




なんて紹介する?




私の友達の梓です。




いや、友達じゃないって思われる
かもしれない。




藍の彼女?





そっちも未だ、確かめてないから
分からない。…




又、答えられずに固まる私。

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