last love












「あら、おかえりなさい」





そう言ってキッチンからヒョコッと顔を出したお母さん






それだけ言ってキッチンに戻ったから、
多分夕飯の支度で忙しいんだと思う。






「龍ー龍正ー」






あたしは龍正の顔を人差し指でツンツンしながら嫌がらせをした。






「んー…」


「…龍正朝だよ!遅刻するよ?!」


「ぅわ?!嘘?!」






ガバッと起き上がって目を真ん丸くして見開いている龍正にあたしは「うん、嘘」と言ってアッカンベーをした。






「…クソ…また玲衣姉か」





ぶつぶつあたしに言ってくる龍正がうるさいのなんの。

原因作ったのあたしなんだけども。






「たっだいまー」






ガミガミ龍正と言い合ってたら誰かが帰って来た。



















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