ハツコイ
新たな一歩

プルルルルー…


夜10時、突然家の電話がなった。

「もしもし?」


「あ!紗由ちゃん!?」


あみちゃんのお母さんからの電話だった


「はい?」


「あみ…そっちに行ってないかしら」


いつもと様子が違うおばちゃんの声。


「いえ…何かあったんですか?」


私がそう聞くと、電話の向こうで息を整えている
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