ハツコイ

頑張ってたの知ってるから。

夢に向かって突き進む先輩を応援したいから…


だから…うっ…


我慢しなきゃってわかってる。

だけどやっぱり…寂しいよ

行かないで

一人にしないで…


「吉永…」


グッと涙をこらえている私に気づいたのか、先輩は抱きしめてくれた


先輩…先輩…

好きだよ、離れたくないよ…


たまらなく寂しいよ…
< 203 / 208 >

この作品をシェア

pagetop