Better half
私はブレザーのポケットからハンカチを引っ張り出し、鼻と口を覆った。
そんな私に気づかないくらい、バンドマンに夢中な真依は、憧れの先輩の姿を見ようと、
『有希ぃ!行こうっ』
と、いつもはクールに見える瞳を輝かせる。
『ごめん、先に行って』
私の声が聞こえたのか聞こえなかったのか?
真依は返事をすることなく、人だかりをグイグイ掻き分けて進む。
そして
やがて、彼女の姿は、私から見えなくなった…。
そんな私に気づかないくらい、バンドマンに夢中な真依は、憧れの先輩の姿を見ようと、
『有希ぃ!行こうっ』
と、いつもはクールに見える瞳を輝かせる。
『ごめん、先に行って』
私の声が聞こえたのか聞こえなかったのか?
真依は返事をすることなく、人だかりをグイグイ掻き分けて進む。
そして
やがて、彼女の姿は、私から見えなくなった…。