花火☆letter
俺の前に現れた彼女は、声も姿も俺の大好きだった彼女にそっくりだった。
ただ違うのは、あの頃の凛花ではないということ。
凛花は、15歳で俺の前からいなくなった。
その凛花が大人になった姿に会うことはできない。
会いたくて仕方がなかった。
でも、それは叶わぬ夢でしかなかった。
だけど、俺の前に突然現れた彼女は、怖いぐらい凛花にそっくりだったんだ。
でもあの子は、凛花ではない。
凛花は凛花だ。
誰にも凛花の代わりにはなれない。
わかっている。わかっているのに・・・