「傍にいてやんよ」



「え?」


“最近、どしたの”


…言葉がでない


あたし、どうしてためらってるの?


別に秘密なわけでもないし、「はる君と会ってた」くらい普通に…――


颯太の目を見ると、あたしの言葉を待つように、じっと見つめてくる。


「え…と、」


< 139 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop