赤い愉楽
「あ…すいません…すいません…」



奥田はそう言いながら
ずり落ちるメガネを必死で上げながら



後ずさりしている。





「あのですね。エミさんの授業料がぁ…
まだなんですよね…



はやく…」




「うるさい!ぶん殴るぞ!」




奥田は変な叫び声をあげて
逃げて行った。

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