赤い愉楽
僕は思い知った。


こんなにつらいことだったのか。


<好きな人に拒絶される事>が
身を切られるようなつらさだったとは。



鬼軍曹のパンチ100発食らっても
こんな気持ちにはならないだろう。


「私は父親を殺した」


エミは無表情。
感情の無いエミの顔は初めて見る。



「罪を償って戻って来ても
私の居場所は無かった」



無表情なエミの顔から
涙が一滴こぼれる。



「私はこうなる運命なの」

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