赤い愉楽
「私も好きな人のためなら死ねる。
怜奈さんの為ならどんなことでも出来ます」



「怜奈ってまさか…あの怜奈か?」


鬼軍曹は顔を青くして叫ぶ。


奥田は鬼軍曹の言葉に
うなずいて僕の方を向いた。



「工藤くん。でもね
私は好きな人に画面の中でしか会ったことがないんだ。


僕はパソコンの中で微笑む人に
心底惚れてしまったんだ。



そこが私らしいよね?」

< 228 / 377 >

この作品をシェア

pagetop