赤い愉楽
「おい学生。ついてこい」


僕を後ろ手に縛り上げたワタヌキの手下が
僕に言う。


「ワタヌキ様がお呼びだ」


僕は引きずられながら
病院の中に連れ込まれていく。



今までの人生が
走馬灯のように頭の中を回っている。


これ以上ないぐらいの
典型的ゲームーオーバー。


それでは皆さんさようならって感じ。



僕は墜落したUFOから
連れだされる宇宙人の様に


両腕を抱えられながら
病院の奥へと引きずられていった。

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