赤い愉楽
中指。



人差し指。



僕は叫び声を上げる。



言葉にもならない叫び声を上げ
必死で手をつかもうとするが



どうにもならない。



好きな人が死ぬのを
助けられない僕は



どうしようもない男なんだろうか?


僕の涙がエミの顔にぽつりと落ちた。

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