赤い愉楽
また左腕がうずいてきた。
左腕に入れたタトゥがもぞもぞと動き出して


僕を侵食するんだ。


なぜ手を放したんだと
僕を責め立てて


タトゥは全身を覆い尽くす。




もう僕の明日に日は昇ることはない。



今までの僕よさようなら。
絶望の日々よこんにちは。




< 313 / 377 >

この作品をシェア

pagetop