赤い愉楽
「野郎…」


鬼軍曹がつぶやく。



「一番の悪党はワタヌキでも俺達でもない。
奴が一番のワルだぜ」



平野は立ち上がり怜奈に向って歩き出す。



「無理ですよ。真実はひとつなんだから。


真実は曲げられません。


それを知って怜奈さんが絶望しても
私は知ったこっちゃない」

< 350 / 377 >

この作品をシェア

pagetop