超現象管理人 風使い編
「ASPHODEL-5だね」
「え?」
「まだ公開されてない難病。うちの頭脳集団『隼』も研究してる」
「ホントか!?」
少しテンションの上がった高露の声が佳伊には悲しかった。。
「研究してるけど皆死んじゃったから…手を貸してあげられても救えるかは…」
「いい!それでも!莎羅連れてっていいか?!」
「ソレでもいいなら…いいよ。住所言うから控えられる?」
電話の向こうでガサガサと音がする。
「警備員には言っておくから」
「わかった!」
凄い勢いで電話は切られた。
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