時の虚空


そりゃ疲れますよ、



とは口には出さずため息だけを残して私は家の方へと足を運んだ。




「あれっ?何か機嫌悪い…?」




太一が私の歩くペースに合わせて歩いてきた。




「何でも無いですっ!」



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