妹系男子。



俺も本気でレーズンとは思ってないかな



リン「それは……大変申し訳ない」

立ち上がって深々とお辞儀をした
何でこうなったかな??



「い、いえ…そんな謝らないで」
「あぁでも綺麗なお顔つきを」
「お人形みたいに可愛らしい」



――俺ちょっとこの人達苦手



「ごめん鈴木君、ついてけない」
「私もー」
「軽い気持ちで来ちゃった」


はしゃいでいた方の女子が言う



同感です



「駄目!!これ以上見てはいけないわ」
「私達には勿体無い」
「皆さん、おいとましましょう」



不思議な四人は一斉に立ち上がる

そして去って行った



……まだ何も注文して貰ってなかった



「そーいえば、鈴木君の熱狂的なファンいるよね」
「え、まじ??じゃさっきのだ」
「やったねー、鈴木君」



熱狂的なファン??
アイドルじゃあるまいし



リン「わーい、やったー」


棒読みながらも
俺は空気を読みました




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