妹系男子。



それから何人も客を迎えた



またドアが開く



「おかえりー」
「せーのっ」


せーの、に合わせてクラッカーを鳴らす



イチ「ミス田中、準グランプリおめでと!」


教室に入って来たのは高木だった



レナ「有り難う皆!、ちゃんと宣伝しといたから」


高木の宣伝の甲斐有って、客は絶えません



ヨシ「お疲れ様ー」
リン「お疲れ」


準グランプリも十分凄い



高木の客は俺より多くなった

勝てるわけないよ



――



日が落ちていった



イチ「よーし、これで店閉めまーす」


規定の時間をちょっと過ぎて、やっと閉店



凄く疲れた



イチ「皆、頑張った、一年抜いて一番人気!」

レナ「本当、やった!!」


宣伝しまくったしね
嬉しいな



イチ「衣装係の人、衣装有り難う。凄い好評だった」


イチの人気と信頼はこういうとこから来てる

凄い情に熱い奴なんだ




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