妹系男子。



―――



―――



「麟ちゃーん、生きてるー??」


何かが頬をつついた



「死んだのー」


無視するとさっきよりも早いペースでつついてきやがる



リン「生きてるよ!!」


そこはソファーの上
飛び起きた



「ただいま」

リン「…あー、鈴お帰りなさい」



つついていたのは鈴



スズ「今まで寝てたの??」

リン「…多分」



いまいち記憶がない

気付いたらソファーの上
寝ていたらしい



スズ「…内緒にしててごめん」


鈴が俺に内緒で転入して来たこと



リン「……別に良いよ、またいつものサプライズなんでしょ??」


なんか疲れたし、慣れたし



スズ「途中で怒って帰っちゃったよね??」

壇上からそこまでわかったのか



リン「その時はイライラしてたけど、今はもう大丈夫だから」



< 268 / 713 >

この作品をシェア

pagetop