妹系男子。



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夕日がヨシの背中を照らす
長い影が俺の後ろまで伸びた



ヨシ「ニケツしてこうぜ」


ヨシは停めていた原付きを持って来た



ヘルメットを受け取り被る


一年生の頃はこうしてよく出掛けた

学校も抜け出したりした



最近はなかったな



ヨシの後ろに股がる
ヨシの背中は大きかった


ヨシ「掴まっとけよー」

リン「任せとけよー」



ヨシの背中を掴む
まぁ安全運転で帰りますけど



リン「ヨシ、中さんと話してたね」

ヨシ「んー、あの人面白いな」


ヨシもそう思ったんだ



リン「ヨシの好きな人って高木??」

緩い雰囲気とノリに任せて聞く



ヨシ「…いきなりだなー」

リン「そうなんだろー??」



ヨシは少しだけ考えて一呼吸吐いた


ヨシ「そうだよ」


イチって凄い
予想が当たってた



リン「俺と高木のこと気になる??」


こういうのってはっきり言うべき



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