妹系男子。



「鈴ちゃん、やっとだねぇ」


鈴と勘違いしている
麟太郎とは気付いていないらしい


リン「ちょっ、どけよ!!」

男は力強く俺の身体を押さえ込む

俺、男に犯されんのかよ



リン「警察呼ぶからな!!」

最悪の状況を考えてしまう


男は首筋を吸い、耳の辺りを嘗めてきた



リン「キモいんだよ!!死ね!!!」

思い切り腹部を蹴ると、ようやく手を離した



「鈴…ちゃん……??」

目を丸くして、ポカンとしている



リン「キモいんだよ」


「鈴ちゃん…?!」



男はだんだん青ざめていった



リン「まじそういう勘違いとかひくし、ストーカーとかどんだけ暇だよ」

「……鈴ちゃん」


男は目を潤ませた


リン「正直言って、あんた恋人とか無理過ぎて死ねる。迷惑なんだよ、警察呼ぶからな」


こういう奴には、言葉の暴力が効果的なんだ



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