妹系男子。



アキ「…そういう訳じゃないよ…」


林さんが可哀想に見えて可愛くて



リン「このままサボろうよ」

どうせ今から教室に行っても、授業始まっちゃってるだろうしね



アキ「良いの??」

リン「駄目だけど、サボりたくない??」



林さんは少し気まずそうに微笑む

ここから教室が見えるからね



アキ「鈴木君が言うならサボろうかな」

リン「えーっ、俺のせい??」

アキ「半分ね」



笑っている林さんの頭に手をのせた



アキ「……何…これ…??」

リン「……わかんない」


俺も何気無くとった行動だったから

ただちょっぴり落ち着いていた俺は
焦る林さんの優位に立った気がしていた



リン「……そうだ」

俺は林さんの頭から手を離し、そのままフェンスに手をかけた



アキ「…どうしたの??」


彼女が俺の表情を伺う



………



………



………



リン「……もう一つ言いたいことが…」



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