妹系男子。



校長の長い話の後も、来賓紹介やら諸注意やら、何かと時間が掛かった


やっと教頭が開会式の閉会で頭を下げる



開会式が終わった瞬間、生徒達はそれぞれ声をあげる

いよいよ始まったんだ



リン「うぉっつ!」

思いっきり引っ張られる


リン「ちょ!…ヨシ?!」

ヨシが思いっきり腕を引っ張った


気付いたら朝礼台にイチが登っていて、女子達もその回りに集まっている

ヨシとその女子の中に加わった



レナ「鈴木君」

リン「…高木」


ヨシはマイクを取りに行ったから
仕方ありません



レナ「やっぱ鈴木君可愛い」
リン「可愛いかないし」


何か緊張する


レナ「ドキドキするね」

笑顔を見せる高木


こいつは普通に接してるのに
俺は何で緊張しているのか

イチとヨシが言っていたことは勘違いかも



リン「うん、頑張ろ」

今まで通りの接し方に決定



ヨシがイチにマイクを渡した



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