年上王子と新婚旅行☆


目を見開く華は、何を思っているんだろう。


俺の言葉一つ一つに表情を変える彼女は

俺の行動一つ一つに顔を赤くするのは



きっとお前、華だけだ。


そこまで俺を見てくれるのは

世界中のどこを探しても一人しかいない。





それからお昼まで泳いで、それなりに海を楽しんだ。



はしゃぐ華は、やっぱりお子ちゃまだ。


……でも、本当に子供だと思ってたら、好きになんてなってねぇよ。


俺は『お子ちゃま』と思っていても、頭の隅で、心のどこかで

華を『女』として見てた。



……と、思う。←


よくわかんねぇんだよな。





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