年上王子と新婚旅行☆


満足しながら華を抱き締めた。



結婚 という鎖だってあてにならない。


だったら、俺が離さなければいい。



ずっとずっと、「イヤ」と言われても愛し続ければいい。





「……ん…」


「…おやすみ。」




華の寝息を子守唄にして、再び眠りについた。



きっといい夢が見れる。


そんな気がした。









愛してる。




聞こえてないだろうけど、抱き締めた手のひらから

触れ合った部分から



たくさんの愛を伝えた。





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