SHINING
慶吾の目を見つめ。

「嘉瀬君は?」

「…ん?」

「大きいの嫌?」

慶吾の意識は既に別に有るのか、

「…別に…」

素っ気ない返事を返す。

「嘉瀬君…私…嘉瀬君が」
「ああ〜そうだ須田!」

「えっ?」

慶吾は次の台詞を遮り
声を上げる。

「頼みがあんだけど…」

「なっ…何?」

「此さ…」

慶吾はポケットから
豆粒程の小さな機器を取り出し。

「暫くの間預かっててくんない?すっげぇ大事な物だからなるべく肌身離さす持ってて欲しいんだ」

「…うん…」

頷くのを確認してから
それを女の胸ポケットに
差し入れる。

「助かる…。あっ!
あとこれは二人だけの秘密な?」

人指し指を
自分と女の唇に押し当てた。

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