SHINING
椅子から立ち上がる音に
振り返れば直海が移動し
ソファーを手で示す。
「立ち話もなんですのでどうぞ」
促されたままに直海の正面に腰を下ろしたニチカを皇紀と秀磨が挟み直海の横に綴喜が座った。
慶吾は面白くなさそうに
テーブルから離れたベンチシートにわざとらしくドサッと音を立て座り込むのだが。
「自己紹介がまだでしたね」
誰の関心も引くことが出来ず益々不貞腐れ足を組み頬杖を付いた。
「僕は桜井直海…この会社のCEOで五人のまとめ役って感じかな。
次に岸田の事は知っているね?」
直海は一瞬も眼を逸らすことなくニチカを見続けた。
振り返れば直海が移動し
ソファーを手で示す。
「立ち話もなんですのでどうぞ」
促されたままに直海の正面に腰を下ろしたニチカを皇紀と秀磨が挟み直海の横に綴喜が座った。
慶吾は面白くなさそうに
テーブルから離れたベンチシートにわざとらしくドサッと音を立て座り込むのだが。
「自己紹介がまだでしたね」
誰の関心も引くことが出来ず益々不貞腐れ足を組み頬杖を付いた。
「僕は桜井直海…この会社のCEOで五人のまとめ役って感じかな。
次に岸田の事は知っているね?」
直海は一瞬も眼を逸らすことなくニチカを見続けた。