―黒蝶―
「ねぇっ!何で蓮は…」


秋葉は顔を曇らせた。

それは確かに、何かがある証拠。


でも、秋葉はすぐに笑顔になり…


「色々あって…」



それだけ言って去っていった。

やっぱり…アタシのせい?



アタシがいけないの?

蓮…教えて?



蓮、やっぱりアタシたちって…

好きになっちゃいけなかったのかなぁ?




運命がこんなにも残酷だなんて、気づかなかったんだもん...

< 95 / 150 >

この作品をシェア

pagetop