―黒蝶―
そして、とある公園にさしかかった時―

「ゴホッ…うっ…れっ…ん...」


誰かが苦しそうな声を出した。

そして、気のせいか、俺を呼んでいた。



俺は走って向かった。

そして、名前を呼んだ。



「七瀬っ!」


何回も何回も…

七瀬に聞こえるように、精一杯の声で…



七瀬の姿が見えたとき…

彼女は倒れた。



駆け寄ると、意識がなかった。

息はしている…よかった…


そして、彼女の手から、ケータイが零れ落ちた...

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