デジ*ナデシコ
「そうかぁ…政敬くんも恋かあ…」
「そうなんすよぉ…俺って何も知らないし、
ヲタクだし、嫌われますよね…」
「政敬くん」
「へ?なんすか?先輩」
「いや、やっぱりなんでもないや」
「…なんか俺って馬鹿っすねー」
「?」
「二十歳になる間に何の危機感も
感じなかったんすから」
「別の何かに夢中に
なっちゃったんだからなー(笑」
「だから何か今、
大人の階段上ってるって感じです」
「よし仕事いこう」
「はい!」