キミがくれた恋




『あー起きた!?大丈夫!?』




『えっ?誰ですか?』




『…あ。名前ね。俺は川野祐介。南高校3年生。君は?』




『あ…南高校?私も南高。南高校2年生。桜田愛と言います。』




『愛ちゃんか。それより大丈夫だった?親に連絡する?お父さん?お母さん?家にいる?』




『父は…いません。あ…母なら…』




『あ…ゴメン…』




『いや…なれてるし。…あ。電話かしてくれる?』




『あ…うん。』

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