キミがくれた恋




祐介はキッチンへ向かう……………




『………っ…』




祐介も泣いていた。
ずっとずっと
思い出したくなかったあの記憶………




涙が頬をつたう。
我慢しようとしても次から次へと涙が溢れでてくる。




………俺は泣いちゃいけない………




俺が泣いたら愛も悲しむ…




『……………っ…』




『……祐介?』




その声に振り返ると愛が立っていた。
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