高校恋愛
「何?お前。俺に触れたくなった?」

唇の角が上がって少し微笑んだ。


『そんなことないわよ!』
頬を赤らめ私は言った。


『って誰が運んでくれたの?』
「俺」

『あり‥がと‥う』

「礼はいいよ。これ飲む?」

って差し出してくれたのは私が好きなイチゴミルクだった。
『ありがとう♪』

「おう」

少しの間沈黙が流れた。私はその間好きな人がいるのかとかなんで保健室に連れて来てくれたのか聞こうか聞かないか悩んだ。

沈黙が絶えられ無くなって私は途端に話した。
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