sweet berry☆
その計画とは

『みんなが楽しめるドキドキ☆プラン』

私が通っている高校では、毎年みんなが楽しめるようなことと考えてるんだって。

それを今日生徒会長と決める。

生徒会長ていっても同じ１年だけどね。

なんで私が生徒会長と決めるかって？

それは生徒会長が一緒にしたいと言ったから。

「いってきまーす」

私は準備などを済ませ家を出た。

私が通う高校は、家から約３０分。

だから自転車通学なんだ。

私は、自転車で急な坂を軽々と下っていく。

「ついた～」

自転車置き場に自転車を置き急いで靴箱に行った。

そしてはき替えた後、生徒会長室にいった。

約束の時間より４分遅れたけど・・・

許してくれるよね？

コンコン

私は生徒会長室のドアをノックした。

「はい」

中から返事が聞こえたので入る。

「紅葉遅い」

「寝坊したの。しょうがないじゃん」

江藤朔哉。

私と同じクラス。

性格は・・・

超俺様。

「俺が許すとでも思うか」

「いいじゃない。寝坊ぐらい。」

「ったく。可愛くねぇな。」

「可愛くなくて結構」

はぁ・・・

だから疲れるんだよ・・・

俺様に。
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表紙・目次

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